セカンドオピニオンを受ける準備

セカンドオピニオンを受けるのに、何から行えばいいでしょうか。
このページでは、セカンドオピニオンを受けるために必要な準備について解説します。

治療中の病院への相談方法

主治医の先生に遠慮しないで

セカンドオピニオンを受けるためには、現在の主治医にセカンドオピニオンを受けたいと考えていることを伝え、紹介状(診療情報提供書)1や、血液検査や病理検査・病理診断2などの記録、CTやMRIなどの画像検査結果やフィルムを準備してもらう必要があります。現在かかっている医療機関からの資料は、セカンドオピニオンを求められる側の医師にとって、あなたの状態を客観的に評価し、適切な助言を伝えるために非常に重要な情報です。セカンドオピニオンをしてみること(別の医師の意見を聴いてみること)に対して、「主治医の先生に、失礼なのではないのか」「主治医の先生の気分を害してしまい、その後の関係や診療に影響がでてしまうのではないか」等の思いから、言いにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。普段通われてる外来には、看護師さんもいます。看護師さんは、あなたの思いをくみ、主治医の先生への仲介をしてくれます。もし、主治医の先生より看護師さんの方が話しやすければ、看護師さんに相談してみると良いでしょう。

病院の窓口でも相談できます

また、病院の書類申請窓口でも、紹介状(診療情報提供書)1や、血液検査や病理検査・病理診断2などの記録、CTやMRIなどの画像検査結果やフィルムを依頼して受け取ることが可能です。セカンドオピニオンを受けることは、あなたの当然の権利です。また、セカンドオピニオンを受けた(別の医師の意見を聴いてみた)後は、主治医の先生の元に得られた意見を持ち帰り、あなた自身の選択や決断に役立てて、主治医の先生の元で治療を続けるのが基本です。決して失礼にはなりませんし、その後のことを考えても、主治医の先生にきちんと話をしておくことが大切です。あなたらしい選択や決断をするために、セカンドオピニオンを受けたいと考えていることを、現在の主治医の先生に自信を持って伝えてみましょう。

1)あなたがほかの医療機関を受診するとき、現在の主治医があなたを紹介するに当たって発行する書類です。内容はこれまでの症状や診断・治療などといった診療のまとめや、紹介の目的などが書かれています。これによって患者さんの診療情報が引き継がれるため、次の施設であらためて検査や診断をしないで、継続的な診療を行うことができます。

2)病変の一部(組織)を薄く切り出したり、体の一部分から採った細胞を、顕微鏡で観察することにより、悪性腫瘍かどうか、異型度はどうかなど、組織や細胞の性質を詳しく調べる検査のことです。病理検査に基づいてなされる診断を病理診断といい、専門の病理医によってなされます。

国立がん研究センターがん情報サービス ganjoho.jp 一般の方向けサイトより一部抜粋)